そろそろ引退??プレイヤー特集①〜カイルコーバー〜

カイルコーバーというとNBAでも生粋の3ポイントシューターな印象があります。私がバスケットを見始めた中学時代はまだ若手で、アイバーソンと試合に出場していたのが印象的です。よく当時のNBAライブでは活躍してくれました。笑

そんなコーバーも今や39歳になり、いよいよ引退という2文字がちらつく年齢となりました。今シーズンはバックスと契約を結んだことで引退は先送りとなりましたが、去就が決まる前は引退も視野に入れていたと話題になっていました。

ふと思いつきで始めようと考えたんですが、タイムリーな話題で言うとビンスカーターとかは先日引退してしまいましたた。キャリア終盤になって引退がちらついてきた選手について発信できればななんて思います。

NBAへのエントリー

クレイトン大学卒業後NBAドラフトにアーリーエントリーを表明。しかし、2003年のNBAドラフトはレブロン・ジェームズ、カーメロ・アンソニー、ドウェイン・ウェイドら、ルーキー時から活躍するプレイヤーが大量にエントリーした近年最高の豊作年で、コーバーは全体の51位指名をニュージャージー・ネッツから受けたが直後に解雇され、フィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団しています。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代

1年目のシーズンは出番に恵まれず、数字を残すことができませんでしたが、2年目にはなんと全試合に出場を果たしています。チームの主力の1人として成長しています。

2005年8月にはシクサーズと6年2500万ドルで契約延長し、06-07シーズンはシックスマンとして貢献しています。また、フリースロー成功率でリーグ1位に輝いています。

キャリア初期印象的なのが、やはり全盛期を走っていたアレンアイバーソンとの共闘ですかね。キャリアを通じて多くのスタープレイヤーとともに戦ってきた経験を持つコーバーですが、昨年のあるインタビューで、「歳を重ねるにつれて、彼の存在がどれほど大きなものだったか理解し始めている」と口にしています。

アイバーソンがいることでウィングで多くのショットを打てたのは事実ですから、今思えばコーバーのキャリア構築にあたっては必要不可欠な存在だったのかもしれません。

シューターには、自らシチュエーションを作れるカリーみたいな選手もいますが、大半はシチュエーションを作ってもらって初めて持ち前のシュート力が活きますからね。コーバーは後者ですし、当時のスター選手の所属するチームを引き当てたと言うのもある意味コーバーの才能でしょう。笑

ユタ・ジャズ

2007年12月にセブンティシクサーズからユタ・ジャズにトレードされています。当時のユタジャズはアウトサイドシューターが不足しており、それを補うための補強でした。在籍した全てのシーズンでプレイオフ進出を果たしています。

2009-2010シーズンではなんと3P成功率53.6%を記録し、単一シーズンのNBA記録とし、今もカリーなどに打ち破られることなく残っています。

シカゴ・ブルズ

2010年7月にシカゴ・ブルズと3年1500万ドルで契約を果たします。ブルズ時代はと言うとチームメートのデリックローズがまさに全盛期でコーバー自身も初のNBA制覇が現実的に視野に入った時期と言えます。

2010-2012シーズンにかけては62勝20敗という結果でプレイオフに乗り込み、カンファレンスファイナルまで進出しますが、全盛期のビック3を抱えたセルティックスを前に屈します。

翌2011-2012シーズンにかけてはチームは絶好調でイースタンカンファレンス1位でのままプレイオフに突入します。しかし、この年はロックアウト後の過密スケジュールで約90日間の間に66試合をプレイせねばなりませんでした。そんな中、エースのデリックローズは全十字靭帯の断裂という選手生命に関わる大怪我を負います。重ねてセンターのジョアキムノアが捻挫を負うという事態に見舞われチームはイースタンカンファレンス8位のセブンティシクサーズにまさかの敗退を喫します。

アトランタ・ホークス

2012年7月16日、アトランタ・ホークスにトレードされた。2012-2013シーズンオフにFAとなったが、2013年7月12日にホークスと4年2400万ドルで再契約を果たしています。カイルコーバーの全盛期という意味では、このホークス時代がそうなのではないかと個人的には感じます。

2013年12月6日のクリーブランド・キャバリアーズ戦において、デイナ・バロスの持つ89試合連続3P成功のNBA記録を更新し、最終的に2014年3月5日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で記録が途切れるまで、127試合連続3P成功のNBA記録を樹立しています。この頃には過去振り返ってもリーグ屈指の3ポイントシューターであることは、皆納得の事実となっていました。

その後ステフィン・カリーが記録を破り連続記録はコーバーより30試合多い157試合へと更新されることとなりますが、NBAファンからコーバーがその存在を忘れられることはないでしょう。

2015年2月には自信初となるNBAオールスターゲームに出場を果たしています。

クリーブランド・キャバリアーズ

2017年1月マイク・ダンリービー・ジュニア・2016-17シーズン開幕前に引退を表明したモー・ウィリアムズの契約権・2019年のドラフト1巡目指名権・金銭とのトレードでクリーブランド・キャバリアーズに移籍を果たします。

クリーブランドでの活躍に関しては、キャリア終盤に差し掛かっているとは思えないほどの結果を残します。平均10.1得点、3PFG%については48.5%を記録しています。レブロン効果もあったと言えますし、身体能力という点では全盛期は過ぎているはずですが、経験と努力と才能というカードが全て揃ったのがこのシーズンだったのではないかなと感じます。

2016-2017シーズンオフにFAとなったが、2017年7月12日にキャバリアーズと3年2200万ドルで再契約しています。3年目はチームオプションとなっています。

ジャズ復帰

2018年11月アレック・バークスとのトレードでかつて所属したジャズに復帰を果たします。スタッツ上は平均得点9.1得点、3PFG%38.4%と以前よりも若干数字を落としましたが、4割近い確率で3Pを射抜くその姿は、依然として相手チームには脅威でしかないですよね。笑

一方で、コーバーは「年齢を重ねると、試合に向けてやるべきこともあるし、家族のこともある。バスケットボールは大好きだが、今は疲れている」というニュアンスのことをあるインタビューで吐露しています。気力が残っているならまだ続けたいとは口にしたものの、引退の2文字が明確にちらつき出したのはこの頃なのでしょう。

リッキールビオや、ドノバンミッチェルも在籍しており、チーム自体もシーズンは50勝32敗と好成績で個人的にはなかなか興味深いシーズンでした。

ミルウォーキー・バックス

2019年7月マイク・コンリーとのトレードでジェイ・クラウダーらと共にメンフィス・グリズリーズへ移籍しましたが、その日のうちにジョシュ・ジャクソン、デアンソニー・メルトンとのトレードでジェボン・カーターと共にフェニックス・サンズに移籍をしています。サンズがチームオプションを破棄したため、FAとなる。

昨シーズン終了後は、ロサンゼルス・レイカーズや古巣のシクサーズなどと契約するという噂が流れていましたが、2019年7月にミルウォーキー・バックスと1年260万ドルで契約し現在に至ります。シューターとしての実力は相変わらずですから、ヤニスアデトクンボとのバランスを考えた採用だったと言えます。相手チームからしたら驚異でしかないですね、、笑

また、ホークス時代の恩師マイクブーデンホルザーとの関係性でバックスを選んだと言われています。

今シーズンのバックスでのスタッツを見てみると平均16.7分の出場で平均6.7得点と得点は落ちているものの、3PFG%41.5%を記録しており、シューターとしての衰えはまだ感じられません。笑

チームはレギュラーシーズン1位で走り抜けていますから、優勝を狙える可能性も十分に考えられます。もしコーバーがチームと共に今シーズン優勝を勝ち取ったとしたら、自身のキャリアの幕引きとしては最高の形ですよね。引退を意識していることもあり、そのまま引退なんてことは十分に考えられます。

いずれにしても迫りくる思い出深いコーバーの引退にむけて、まずは7月31日から再開するNBAでの活躍を応援したいと思います。

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