松脇圭志選手といえば、大学でもトップクラスの3Pシューターで、一昨年開催されたU-23 3×3アジア競技大会シリア戦では、7本の2ポイントシュートを含む17得点を挙げる活躍で勝利に大きく貢献したのが印象的です。
シュートのみでなく、パスやドライブなどオールラウンドにこなすプレースタイルが特徴で、B1の舞台でも大活躍してくれることを期待しています。
土浦日大高校出身、日本大学出身
・FIBA 3×3アジアカップ2018 日本代表
・第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 3ポイント王
出身は名門西福岡中学
中学時代はYouTubeでしか目にしたことがないんですが、当時からエースとしてシュートを決めまくってたみたいですね。西福岡中学出身ですと、そのまま福岡第一、大濠、延岡学園などに進学してもおかしくなかったのではと感じますが、茨城県の古豪土浦日大高校へ進学をします。後述しますが、最終学年時は福岡の高校よりも好成績を残しています。
土浦日大の黄金世代の支柱
高校バスケットの2015年シーズン。松脇選手擁する古豪土浦日大高校は、数年ぶりの全盛期を迎えます。平岩玄選手、杉本天昇選手などなど、ほとんどがBリーガー候補生だったと言っても過言ではないでしょう。土浦日大の主力メンバーらは、少年国体で八村塁擁する宮城を撃破します。少年国体の宮城県チームは、ほとんどが明成高校のメンバーで構成されていました。下級生チームから仕上げてきた明成を打ち破ったのは、そのシーズンは彼らくらいだったのではないでしょうか。
その勢いのままウィンターカップ に乗り込み、決勝まで順当に駒を進めます。決勝はもちろん八村塁擁する明成高校。終盤まで両者譲らない展開を続けますが、八村塁、三上等の活躍で明成高校に軍配が上がります。
一つ言えるのは、歴代でもかなりレベルの高い決勝のうちの一つだったのではと思います。
大学では3P王にも
名門日本大学バスケ部に進学し、1年時はそれほど目立っていませんでしたが、2年時くらいからはメキメキと頭角を現します。
第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 では3ポイント王を受賞するなど、大学でもトップレベルの得点力があることを証明します。
また、松脇選手は在学期間中、3人制バスケ3×3でも精力的に活動していました。2018年に3×3の日本代表としてアジアカップに出場した経歴を持ち、シリア戦では、7本の2ポイントシュートを含む17得点を挙げる活躍で勝利に大きく貢献しました。3×3個人ポイントランキングでは日本6位に位置したこともあり、代表の座を狙うことのできる選手と言って間違いないでしょう。
富山グラウジーズの特別指定選手へ
松脇選手は大学シーズン終了後、富山グラウジーズの特別指定選手として加入が発表されました。憶測ですが、富山グラウジーズとしては、川﨑に移籍した大塚選手に代わるシューター枠としての起用を考えているかもしれないですね。青学出身の前田悟選手なんかもいるので、富山のスプラッシュブラザーズ誕生なんてことも想像できます、、、笑
3月14日の三遠戦で初出場を果たしますが、2分の出場で無得点に終わっています。残念ながらそこからシーズンが中断してしまったので、点取りマシーンとしてのデビューはまだまだ先になりそうです、、、
B1で間違いなく活躍できる選手だと思うので、早く松脇選手がコートを駆けまわる姿を見たいですね!
特別指定選手特集⑦でした!
