特別指定選手特集②〜赤穂雷太〜 横浜ビーコルセアーズ

赤穂雷太といえば、196cmという高身長にも関わらず、1-4番までこなすことのできる日本代表バスケにとっては非常に求めていた人材と言えるでしょう。父は元ユニバーシアード男子バスケ代表、元住友金属スパークス所属の赤穂真選手、姉は2014年仁川アジア大会銅メダリストの赤穂さくら選手と、バスケ界有数のバスケ一家です。

名門市立船橋を牽引

石川県の七尾市立七尾東部中学校バスケ部出身で、ポジションはガードでしたが、中学卒業前に急速に身長が伸びたため、進学した市立船橋高等学校では主にパワーフォワードとして起用されました。高校2年の時に将来性を見込まれてガードに再コンバートされています。

この頃、ミライモンスターに取り上げられた市立船橋の平良彰吾選手の後輩として、赤穂雷太選手もテレビ出演を果たしているので、それを見てご存知の方も多いかもしれませんね。

1年時はベンチ入りを果たしますが、主力として活躍することはありませんでした。平良彰吾、青木太一らが率いる市立船橋はウィンターカップ 3位という結果を残します。

2年時は主力としてウィンターカップ で、昨年に続く上位進出を狙いますが、モリザネ(現渋谷サンロッカーズ)率いる優勝候補の能代工業を前に二回戦で屈します。

自分はちょうどこの試合を生観戦していましたが、1ピリの赤穂雷太選手の存在感は凄まじく、この長身で切り込める選手を止められるのかと思いました。しかし、徐々に能代工業に特徴を掴まれ、切り込めなくなり抑えられてしまった印象でした。アウトサイドシュートが当時は大きく課題でしたね。

最終学年となる翌年はキャプテンとしてチームを牽引し、インターハイ、ウィンターカップ 共にベスト8という結果を残します。

ウィンターカップ では富重兄弟率いるこの年優勝を果たした福岡第一を前に屈しています。

高校を卒業後、名門青山学院大学に進学し、今シーズンは主力としてチームのリーグ優勝に貢献しています。

今シーズン大学得点ランキングでは、大学で得点王もとったことのある西野曜に続く8位につけています。

【197cm PG 将来有望株 赤穂雷太】青山学院大学 市立船橋高校

横浜ビーコルセアーズ特別指定選手としてのキャリアスタート

 2020年1月29日に横浜ビー・コルセアーズとの特別指定選手契約を結んだ。横浜での初出場は2020年2月1日の大阪エヴェッサ戦で、14分の出場で5得点、2リバウンドを記録しています。

デビュー早々存在感を示していましたが、ここ数年、特に大学に入ってからかなり目つきが変わったのではと感じます。市立船橋時代はまだ控えめというか、柔らかい目つきをしていた印象ですが、青山学院の競争の中で揉まれ強くなったのでしょう。熱い闘志を感じる目つきに変わっていたのが印象深かったです。

2月1日の大阪エヴェッサ戦では、試合を決めるスティールから得点を決め、チームの勝利に大貢献しました。

2月8日のアルバルク東京戦では自身初の二桁得点の10得点を記録し、2月12日の秋田ノーザンハピネッツ戦では16得点を記録しています。

河村勇輝くんの陰に隠れてはいますが、間違いなく将来有望株と言えるでしょう。

一方で3Pパーセンテージは27.8%とアウトサイドシュートには、これからの課題がありそうです。

是非とも日本代表のポイントガードの選択肢として、今後のキャリアを広げていって欲しいですね!

赤穂雷太選手の着用バッシュ

リサーチしたところによると大学のリーグ戦では、asicsのGel TriForce2を着用していたようです。ご参考までに。

以上、特別指定選手特集②〜赤穂雷太〜編でした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です