ライアンロシターといえば、アメリカ出身で現在30歳206センチ111キロのパワーフォワード兼センターです。Bリーグ初代王者として世間の方でもその存在を知っている人は多いのではないでしょうか。
皆さんもよくご存知の通り、昨年末日本国籍を取得し、今回のワールドカップアジア予選の代表候補として名を連ねています。
ロシターはサイズもあり、得点もリバウンドもディフェンスもこなせる非常に万能なプレイヤーです。
ニックほどのチート級のシュートはありませんが、コンスタントに二桁以上の得点を取ります。最近はシュートレンジも広がってきていますし、まだまだ伸び代のある選手だと感じます。
ロシターのキャリアとは
シエナ大学3年次に平均13.8得点、11.1リバウンドというスタッツを残し、シエナ大学の属するメトロ・アトランティック・アスレチック・カンファレンスの1stチームに選ばれるという実績を残します。
シエナ大学4年次には、なんと全米2位平均13.2リバウンドというスタッツを残し、カンファレンスの最優秀選手に選出されています。Bリーグだと取って当たり前という認識でしたが、実はリバウンドのスペシャリストだったんですね、、、
スタッツを2シーズン残したものの、2011年のNBAドラフトでは指名を受けることはありませんでした。
彼ら大学卒業後のキャリアをフランス2部リーグのDenain ASC Voltaireでスタートさせます。
その後の2012年には、Dリーグのカントン・チャージに加入しています。しかし、そこで大きな結果を残すことはできず、当時NBAへの道は開けませんでした。
ここからはご存知の方も多いかとは思いますが、2013年8月にリンク栃木ブレックスに入団を果たします。シーズン開幕直後の12月には、平均24.1得点、13.1リバウンドをあげて月間最優秀選手に選ばれています。当時タイムリーでは見ていなかったのですが、やはり存在感は当時からかなりあったようです。
2014-2015シーズンには、NBL2位の平均13.3リバウンド、同4位の平均19.9得点をあげてリーグのベスト5に選ばれています。
2015-16シーズンは1試合平均23.7得点(NBL3位)、12.5リバウンド(NBL2位)、1.9スティール(NBL3位)の成績で着実に成長を続け、NBLレギュラーシーズンMVP、ベスト5を受賞するに至っています。
また、天皇杯では、ブレックスが準優勝を果たし、ロシター自身もベスト5を受賞しています。
Bリーグ開幕元年は栃木ブレックス初代王者の立役者として躍進しました。
ロシター加入による日本代表への効果とは
ロシターが加入したことにより、日本代表のトランディションオフェンスは確実に向上することが想定されます。
ロシターの得点力も期待されるところで、ニックほどとは言いませんが、10点台後半から20点はコンスタントに得点して欲しいですね。ロシターの得点力で代表されるのが、Bリーグ史上最多となる1試合52得点を記録した、琉球ゴールデンキングス戦ですかね。タイムリーに見ていたので驚愕しました。笑
ワールドカップで課題とされてきたディフェンス面でも、より強度のあるディフェンスがチームとしてできるのではないでしょうか。アメリカ代表とやった時のような外におびき出されて軽々抜かれるというシチュエーションは減るはず、、、笑
一方で重量級のセンターが相手にいた場合は、ニックが代表の時よりも苦戦するかもしれないです。そこは竹内兄弟と連携を取って塞いでもらうほかありません。
今年の東京オリンピックでは、ニック、ロシター、ギャビンとの代表争いが予想されるので、非常に楽しみですね!
ちなみに今回のワールドカップアジア予選ではロシターとギャビンを交互に試すことを想定していたようですが、ギャビンが怪我のため見送りとなりました。
欲を言えば3人とも起用できたらいいのに、、、笑
ライアンロシターの着用バッシュ
リサーチによるとカイリーシリーズを着用してるとのこと。カイリーシリーズは現在カイリー6が最新のようですね。より詳細ご存知の方いらっしゃいましたらお教えください!