八村塁チームメイト特集③〜アイザイア・トーマス〜

アイザイアトーマスと言えば、主にボストンセルティックスで才能を開花させたアメリカを代表するポイントガードです。

八村塁の所属するワシントンウィザーズでは、怪我で出場できない司令塔ジョンウォールに替わるポイントガードとしてチームを牽引中です。

なんと言っても彼の特徴は、175センチという低身長にも関わらず、NBAの猛者たちを翻弄する高い身体能力と得点能力を持つことです。

怪我に苦しまされているシーズンが続いてますが、今シーズンは八村塁と共に上位進出目指して躍進して欲しいところです。

NBAでの活躍は

ご存知の方も多いかとは思いますが、彼は2011年のドラフトで全体最下位の60位でサクラメントキングスに入団します。入団当初から今後が約束されるようなポジションではなかった訳です。

生まれはワシントン州タマコと呼ばれる地区。彼は地元の高校に進学し、ジュニアのシーズンに平均31.2点をマークしたことで、一躍名が知れ渡ります。全米の有名大学がマークするところとなり、コネティカット大、ケンタッキー大、USCなどから声がかかっていました。最終的には地元ワシントン大学に進学を決めます。

高校、大学での活躍とは裏腹に、アイザイアトーマスの身長ではNBAでは活躍しないと言われていたそうです。

そんな前評判を跳ね除け、彼は1年目のシーズンに活躍を重ね、NBAオールルーキーチームの2ndチームに選出されます。

個人の躍進とは裏腹に、チームは22勝44敗と低迷しており、その後在籍した3年でチームが大きく飛躍することは残念ながらありませんでした。

キャリア4年目のサンズでは、ドラギッチ、ブレッドソーとの3ガードで期待もありましたが、こちらでも思ったような結果は得られず、シーズン途中でセルティックスへ移籍することとなります。

翌シーズン、キャリア初となるプレイオフ進出を果たし、そこからは毎年のようにスタッツと成績を伸ばしていきました。2016-2017シーズンはチーム状況も整い、カンファレンス1位でプレイオフに進出を果たします。

しかし、個人としても絶好調のこのシーズンでは終盤に股関節の怪我をしてしまいます。自身初のカンファレンスファイナルまで進出を果たしますが、股関節の怪我が限界を迎え、離脱せざるおえなくなります。チームとしてもキャブズを前に1-4と敗退を喫します。

その後はキャブズ、レイカーズ、ナゲッツと移籍をしますが、怪我もあり、プレイタイムが伸びないケースもあり、本人の思うような結果ではなかったかと思います。

デンバーナゲッツでは、チームとして絶好調だったのを様々な面から陰で支えていたと言われています。しかし、アイザイア・トーマス本人は2018年シーズン中1度も試合に出場することはありませんでした。

サイズに捉われない活躍の原点は父親とマグシーホーグス

そんなトーマスは、小さな頃から父親に大人たちと練習するよう仕向けられていたそうです。身長のハンデがある中でも生き抜く術を身につけたそうです。

NBAに入るときには、マグジー・ボーグスに連絡を取ったそう。マグジーホーグスは、身長160cmでNBA史上最も低い身長にも関わらずNBAで14年もプレイした大先輩です。その際にもらったアドバイスが、なかなか名言だなと感じます。全てのスポーツや、見方を変えればビジネスにも通ずるところがあるのではないでしょうか。

「なにより大きな壁は、コーチの偏見を変えることだ。大事なのはサイズではなく、スキルだということを納得させなければならない。」マグジーホーグス

ちょっと考えさせられる内容ですよね。この言葉に彼は少なからず影響を受けてNBAのキャリアをスタートさせたわけです。

今シーズンの活躍は??

18試合を終えて、ワシントンウィザーズは6勝12負イースタンカンファレンス11位と八村塁の躍進とは裏腹にチームとしては滑り出し好調とは言えない状況です。主力プレイヤーを怪我で欠いてる状況ですが、長期的に見て現状のチームで踏ん張ってシーズン後半、シーズン中盤戦を頑張ってほしいところです。

アイザイアトーマスのスタッツはというと平均12.1得点、1.6リバウンド、4.9アシストとなっています。今後チームがフィットしてくれば、まだまだスタッツを伸ばしてきてくれるのではないかと期待をしています。

ちなみに、セルティックスにいた2016シーズンは平均28得点5.9アシストを記録しています。

にしても、こんなすごいアメリカを代表するプレイヤーと肩を並べてプレイする八村塁。見慣れてきてしまいましたが、冷静に他のプレイヤーとか見直してみると如何にすごいステージにいるかを痛感させられますね、、、

昨日の30得点キャリアハイに満足せず、期待を超えた活躍を続けて楽しませてもらえればバスケ好きの私は幸せです。笑

アイザイアトーマス着用バッシュについては、調べたところによるとNIKE KOBE 4のようで、2008年のオリンピック金メダル記念に作成されたモデルです。シューズの背中にはコービーが代表で付けていた「10」が刻印されています。

海外から取り寄せになりますが購入は可能のようですが、値段は83.700~122.400円くらいみたいですね、、、笑 

ご参考までに。

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