今後のバスケ人気のポイントの1つは大学バスケにあると思っています。
バスケットファンは少なくない。
高校バスケの冬の祭典、ウィンターカップを見に行く度に思うのが父兄問わず、バスケットファンがたくさんいるということ。私もそのバスケファンの1人なんですが、、、笑
しかし、次のカテゴリーである大学バスケを見ない人がほとんどなように感じます。
リーグ戦、インカレの1、2回戦なんて体育館ガラガラですよ、、、
ただ大学バスケのみ見る層が一定数いることも興味深い点です。
インターハイ、ウィンターカップで活躍した選手のその後を追わない。そんな構図がBリーグ誕生以前からはびこっているように思います。高校バスケ観るのは好きだけどプロは観ない。そんな声を聞くことも少なくないです。
文化の違い??
野球なんか見るとどうでしょう。一言で言ってしまえば、人気の違い、文化の違いかもしれませんが、甲子園で活躍した選手のその後ってメディアも含めて注目しますよね。
オールカテゴリーを追って楽しみ続ける人もいますが、メディアも注目しない中、そんな人は残念ながら希ですよね、、、
文化を作るのはアンダーカテゴリーから。
Bリーグの成長自体は年々堅調に推移しているように感じます。WC直後の反響もあり、今シーズンも昨年比でプラスになるでしょう。しかし、それぞれのカテゴリーごとで興味を失っている人がいる現状ではいつか頭打ちな瞬間が来るのではないでしょうか。
ミニバス、中学は他スポーツとの差別化は難しいかもしれませんが、高校バスケ、大学バスケは、プロ予備軍として、他スポーツと差別化を図る必要性があるのではと感じます。
今後のバスケットボールの発展を考えるのであればなおさらです。
1つ興味深い例を紹介します。
東海大学ゼミの取り組みの一環で、スポーツビジネス的な観点からホームコートを埋めるキャンペーンをしていたことです。
ツイッターで目にして、CSparksの友人から耳にした程度なのでそれ以上の詳しいことはわかりませんが、非常に興味深いなと感じたことを覚えています。
大学生にそれは難しいと言えばお終いですが、「どうすれば観てもらって面白いのか」「どうすれば人が集まるのか」「どうすればファンができるのか」「友人を数人呼んでみよう」そんな意識付けをプロ予備軍である大学生、監督が意識していけば、自ずと変化が訪れます。
ウィンターカップでバスケ熱が冷めてしまった人たちを引き戻すチャンスも生まれてくるでしょう。
後にBリーグ文化が発展し、「Bリーガーになりたい」「Bリーガーになるためにはどうすればいいか」「プロとは何なのか」そんなことを深く考えるアンダーカテゴリーのプレイヤーが増えれば、難しい話ではないと思います。
大学スポーツでは先行者利益を得られるチャンス
日本の大学スポーツは正直言って日本では決して盛んとは言えません。
Jリーグも野球もドラフト等で有力な選手は高校卒業後プロデビューしてしまいますし、大学スポーツでメディアにピックアップされて目にすることなんてほとんどないですよね。
逆に言えば、大学スポーツで盛り上がれるきっかけを作れば、先行者利益を得るチャンスがあると言えます。
日本のバスケットはプロリーグの観点では野球、サッカーに先を行かれ、先行者利益というものを得ることができませんでした。
もし、大学バスケでもし何か上記したような事でとっかかりを作れれば、大学体育連合、メディアを巻き込んでブームを作れるチャンスがあり、そこで先行者利益を勝ち取るべきです。
いずれは日本でもアメリカのマーチマッドネスのように盛り上がれれば理想的ですね。その次のステップにBリーグの更なる発展があると言えます。
井上雄彦さんにも是非、、、笑
勝手な願望ですが、WC直後、オリンピック直後、上記したような学生バスケブームが起きた直後の話。どこかの盛り上がったタイミングで、その勢いを追随するように、井上雄彦さんにスラムダンクの続編、もしくは同じスラムダンクという題名で青春高校生のバスケット漫画を描いていただいてバスケ界をいっそう盛り上げていただきたい。笑
色々と述べましたが、まだまだ日本のバスケットボールが盛り上がっていく余地は残されていると断言できます。
以上が本日のばすけばかの戯言でした。とりあえず直近だと八村くんのドラフト、Bリーグ終盤戦を楽しみたいところです。