非常に結論を考察しずらいテーマですが、一度ブログで書いてみたいなと思ってたテーマです。
4月10日時点で平均得点18,6ポイントを記録し、得点ランキングでは日本出身の選手としては最上位の11位に位置しています。
Bリーグを代表するスコアラーであることは間違いありません。
また、比江島慎が抜けて以来、チームの顔として存在感を示しています。今シーズンだと30得点オーバーの試合が9試合あり、最近は岡田侑大と2人で5,60点取っちゃうので、相手チームからすると非常に脅威的な存在です。
そんな金丸晃輔ですが、日本代表経験は2014年のFIBAアジアカップ時以来なしと、思いの外遠ざかっています。
WC最終予選前には候補としてトルコの直前合宿まで参加しますが、残念な結果となりました。
A代表辻直人との比較
辻直人と比較された場合、ピックでのオプションが比較的弱い印象です。
確かに、金丸の あれ決めんの?!的なタフショットは1つのストロングポイントだとは思います。Bリーグ内では、スイッチやショーディフェンス、コミュニケーションミスによるタイミングのズレが彼に得点チャンスを与えます。
しかし、国際レベルの試合でピックから1歩目、2歩目で抜き去る技術やスピードに関しては、A代表に選出された辻直人の方が優れていると言えるでしょう。
アシストに関して言えば、辻直人が1試合平均3.1をマークしているのに対して金丸晃輔は1.0となっており、アシストが比較的少ないプレイヤーであると言えます。
また、金丸自らスペースを作り出すことに関しては、スピードやドリブルワークでというよりは、体格差や体幹を活かしたスペース作りが多い印象です。ウィングスパンや身体能力に長けた海外選手相手にいつものパフォーマンス通りにいくかは疑問です。
A代表古川孝敏との比較
ここが非常に考察し辛いところですが、1つ言えるのは古川の方がディフェンス強度が半端ないという点です。
チームの雰囲気が悪い時に得点以外に大きく貢献できる点が大きく評価され選出されなのではと感じます。
フリーになれば3ポイントも射抜けますし、全体的にプレイに無駄が少なく、見えないところでの貢献度が高い選手ですよね。
強化合宿時でのパフォーマンスがイマイチだったのではないか。
イラン戦、カタール戦を前に、AkatsukiFive は と強化試合を行います。
相手は普段Bリーグで相手にすることのないウィングスパンを持つ、ガード陣、フォワード陣です。サイズもあったでしょうから、普段のパフォーマンスを発揮するほどにアジャストできなかったのではと思います。
この点に関しては、直近の代表経験のなさ、国際経験の無さが浮き彫りになってしまったのではないでしょうか。(あくまで勝手な憶測です。)
ファーストオプションになったことによる成長に期待
比江島の移籍により、金丸がファーストオプションになる機会が増えました。
この1シーズンでピックアンドロールのプレイの精度が向上しているように感じます。
チームでの役割が変わったことで、おそらく今後もオフェンス面ディフェンス面共に成長が見込まれるでしょう。
成長次第では、まだまだ今後のA代表入りも期待していいのではないでしょうか。
いずれにしても、今後も比較対象になるであろう辻選手、古川選手とポジション争いを続け、よりベストな状態でWCを迎えていただきたいですね!
金丸晃輔選手の着用バッシュは??
金丸晃輔の着用バッシュはNike Zoom KDシリーズのようです。ご参考までに。