アイラブラウンと言えば、強靭なフィジカルを生かしてのゴール下に加え、3ポイントシュート、アシストにリバウンド、ブロックを得意とする非常にオールラウンダーな選手です。
身長が193センチにも関わらずインサイドを守れる点も特徴的です。
琉球ゴールデンキングスにおいての活躍はもちろんのこと、代表戦でも日本を大きく支えてくれています。前回のイラン戦で見せてくれた八村塁とのゴンザガブラザーズは頼もしいこと頼もしいこと、、、
八村塁の父とアイラブラウンは仲が良いらしく、八村塁が中学生の時、アイラブラウンが富山グラウジーズ在籍の時にバッシュをもらったこともあるそうです。2人がコミュニケーションとってる姿はなんだか微笑ましかったですね。

野球選手!? アイラブラウンのBリーグ以前のキャリア
アイラブラウンは1982年8月3日生まれの36歳、出身はアメリカです。
学生時代は野球とバスケットボールをプレイしており、なんと、、、投手としてメジャーリーグでドラフトされた経験があります、、、
2005年に肩の怪我で野球を引退し、フェニックスカレッジを経てゴンザガ大学へ編入します。
知ってる方も多いかとは思いますが、八村塁とは先輩後輩に当たります。
NBAキャリアは無いようで、2009年メキシコリーグ、10年にフィリピンリーグ、11年にアルゼンチンリーグを渡り歩いています。なかなかジャーニーマンしていたんですね。
そして2011年に日本に渡り、Bjリーグの富山グラウジーズに入団します。その年のプレイオフ進出に大きく貢献します。
同年、3on3バスケットボールのアメリカ合衆国ナショナルチームメンバーに選出されました。
リーグ戦で彼の身体能力見ていると野球とバスケ両立できるのも納得です。笑
その後は皆さんご存知の通り、日本の文化を気に入ってくれたらしく、気づけばキャリアの半分を日本で過ごしてくれています。
日本バスケ界にとって何がベストなのか
川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカスが日本国籍を取得し、アイラブラウンの代表選出がオーストラリア戦、チャイニーズタイペイ戦では見送られました。日本のために戦ってきたくれた彼にはちょっと酷かなと、個人的には少し残念でした。調べるまで知らなかったんですが、FIBAで定める規定で、帰化選手枠は1人までなんですね。
しかし、アイラブラウン本人は、ニックの帰化は心からハッピーな気分だとコメントしています。
彼が考えているのは日本バスケ界には何がベストかということで、ニックが選出されるならそれを尊重するだけだとのことです。日本バスケ界がより良い方向に向かうことを祈るなんてコメントしてくれちゃってます、、、
この内容を目にした時、プレイヤーとしてだけでなく、人間性の面でもファンになっちゃいました。笑
21日、24日のワールドカップ予選では
ニックの手術の都合で、window4 カザフスタン戦、イラン戦では代表に再選出され、大活躍を見せます。
window5の代表候補にも名を連ねているアイラブラウンですが、次戦では残念ながら手術後コンディションを戻してきたニックが選出されることが予想されます。
ただ一つ言えるのは、代表の練習では今頃いつものタフガイっぷりを発揮し、八村塁、渡邊雄太不在の日本代表に“熱い風”を吹き込んでくれているのではないでしょうか。
彼の持つエナジーこそが、ワールドカップ出場をかけた今の日本代表には必要なのではないでしょうか。
頑張れアイラブラウン!
頑張れAkatsukiFive日本代表!!
ワールドカップ予選までに日本代表について毎日投稿チャレンジ3日目でした。